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2015年12月にオープンした、人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていくメディア 「soar」。 障害や難病、LGBTなど社会的マイノリティに関する様々なテーマで取材・発信をし、たくさんの方々に読んでいただいています。

新しい企画として、ひとつの分野について深く学べる「soar campus」というイベントをスタートします!

ゲストは、熊本県合志市に拠点を置き、重度の障害や病気のある子どもと親御さんのサポートを続けてきたNPO法人NEXTEP代表・小児科医の島津智之さんです。

もしも、自分の子どもが自力で呼吸ができないとしたら、ごはんを食べることができないとしたら。

呼吸器の着用などにより、24時間介護が必要な重症心身障害児は、そのケアをする親御さんにも大きな不安があります。

そんななかNEXTEPは、地域で重度の障害や難病を抱えながら自宅で生活している子どもたちと家族の想いをサポートすることを目指し、小児専門の訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、福祉有償運送、相談支援事業の4つの事業が連携した小児在宅支援「Step」を提供してきました。

また、園芸療法を取り入れた有機農業体験による小・中学校の不登校児とその家族への支援を行っています。

熊本地震では、避難所で暮らすことのできない子どもとその親御さんのため、施設内に避難所を設けそのサポートに尽力されました。その活動には、全国からたくさんの支援金と物資が集まったそうです。

soarでも記事に取り上げさせていただいたところ、たくさんの方に読んでいただきました!

https://soar-world.com/2016/04/17/hope-for-kumamoto/

現在は、子どもと親御さんの震災による心のケアにも力を入れてらっしゃいます。

今回は島津さんに熊本からお越しいただいて、これまでの重症心身障害児へのサポートについて、そして熊本地震から学ぶ災害時の障害のある方への支援、そして被災した子どもへの心のケアなどについてお話しいただきたいと思います。

参加無料となりますので、どなたでもお気軽にご参加ください!

「障害のある子どものサポートと心のケアを熊本震災から学ぶ」ーー重症心身障害児を支援するNEXTEP代表・島津智之さん

【日時 】2016年8月23日(火曜日)19時00分〜21時00分(開場18時45分)

【場所】 CAFE SALVADOR BUSINESS SALON(東京都中央区日本橋茅場町1丁目5番地8号 東京証券会館1階)

【参加費】無料
お申し込みはこちらから(FBの参加ボタンのみでは参加になりません)
https://goo.gl/forms/hqqKd5SwdI3uMr9y2

【定員】40名

【トークゲスト】
島津智之さん(NPO法人NEXTEP代表理事、医師)

【モデレーター】
工藤瑞穂(soar代表・編集長)

【プログラム】
・soar プロジェクト紹介(工藤)
・ゲストトーク 島津智之さん

【主催】
soar https://soar-world.com/
お問い合わせ:hello@soar-world.com

【会場】
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CAFE SALVADOR BUSINESS SALON
東京都中央区日本橋茅場町1丁目5番地8号 東京証券会館1階
東京メトロ 東西線・日比谷線 茅場町駅 8番出口直結
東京メトロ 銀座線・東西線、都営浅草線 日本橋駅 D2出口 徒歩5分
TEL  03-5623-3105

茅場町駅構内図
※バリアフリー対応していますが、車椅子の場合は駅員のサポートが必要です。

※駅からの移動にサポートが必要な方はスタッフがお手伝いしますので、お問い合わせアドレスへご連絡ください。
※会場はスペースを広くとっております。車椅子の方も気兼ねなくお越しください。
※カフェのある一階にバリアフリー対応トイレがございます。
※聴覚・視覚障害などの理由で講演を聴くのに不安がある方は、お申し付けください。できる限りサポートいたします。
※保育のサポートはありませんが、お子様連れの方も大歓迎です。泣いたり騒いだりしてもお気になさらずに。

【プロフィール】

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・島津智之(NPO法人NEXTEP代表、小児科医)
1977年、福岡県直方市生まれ。 佐賀県私立弘学館高校、熊本大学医学部卒業。 大学在学中の2000年、任意団体NEXTEPを立ち上げる。その後、小児科医として、不登校児支援や障害児支援などに取り組むとともに、NPO法人NEXTEPを立ち上げ、農作業を通した不登校児支援事業、小児専門の訪問看護ステーション「ステップ♪キッズ」や居宅介護事業所「ドラゴンキッズ」の運営を行う。 2015年、障害児通所事業所「ボンボン」を開設し、子どもたちを複合的に支える地域づくりを目指し、活動中。熊本地震においても、障害のある子どもたちを支える様々な支援を行なっている。著書に「スマイル〜生れてきてくれてありがとう〜(クリエイツかもがわ)」などがある。

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・工藤瑞穂(soar代表・編集長)
「soar」代表・編集長
1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。Webメディア「マチノコト」ライター。 仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、「小さくても、わたしはわたしにできることを」をコンセプトに、仙台で音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントを多数開催。地域の課題に楽しく取り組みながらコミュニティを形成していくため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしながら様々なフェスティバルを地域住民とともにつくる。2015年12月より、社会的マイノリティの人々の可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。イベント開催、リサーチプロジェクトなど様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。