いつもNPO法人soarの活動を応援していただき、ありがとうございます。みなさんのご協力のおかげで、soarは活動5年目を迎えました。

このたび、2019年度(2018年11月1日〜2019年10月31日)の活動や決算についてご報告する、アニュアルレポートが完成しましたのでご報告いたします!

「NPO法人soar」が目指すもの

soarは2015年12月22日にウェブメディア「soar」をリリースし、2017年1月23日にNPO法人化をしました。現在はウェブメディア「soar」を軸としながら、学びの場づくり、企業や学校とのプロジェクトなどを通し、誰もが自分の可能性を活かして生きる社会づくりを目指して活動してきました。

困難のある人とサポートする活動を、soarがつなげます

Our vision:誰もが自分の可能性を活かして生きる未来をつくる

人の“可能性”に光を当てる私たちが目指すのは、障害や病気、性的・民族的少数性、経済的・機会的な格差などによって、人が自分の持っている可能性にふたをされることがない社会。生まれ育った環境や自身にある困難によらず、誰もが自分の可能性を活かして生きる未来をつくります。

Our Mission:人の“可能性”に光を当てる

私たちは様々な困難の中にあっても輝きを失わない“希望”に光をあてることで、人がよりよく生きていくためのまだ知られていない“可能性”を世の中に示していきます。 これまで分断されてきた人同士をつなぐことで、新しい価値を生み出し、より多様性のある社会を実現します。社会的マイノリティ当事者や支援者が直面する困難や、その困難を解消するための活動を発見します。

困難のある人とサポートする活動の間に、媒介者として存在するsoar

その人の持つ“可能性”を引き出し、情報をより人の心に届きやすく、希望を感じることのできるかたちに編集します。メディアやイベントなどを通じ、困難に直面した人々をサポートする活動を社会へ発信し、分断されていた当事者と支援者をつないでいきます。

代表理事・工藤瑞穂からのメッセージ

笑顔で正面を見るくどうみずほ

「身近な人が苦しんでいるのに、支えることができなかった」

soarは、私の身内が精神疾患になったとき、病気のことを詳しく知らずに何もサポートができなかった、という思いがきっかけとなって始まった活動です。

人が困難にぶつかったとき、生きづらさを抱えたとき、希望が持てる情報や自分を励ましてくれる人との出会いは大きな支えになります。

私自身、自分が出会った弱い立場にいる人を支え、その人の可能性を開いていくような活動や、自分らしさを一つ一つ見つけて生きる人たちの姿に、大きな希望をもらいました。

soarは、そんな希望を多くの人に届けていく活動でありたいと思っています。

あるsoarサポーターさんからこんな言葉をもらいました。

soarを通していろんな生き方に出会いました。これからも様々な人に、世界に出会わせてほしい

自分の見ている世界が広がること、多様な生き方を知ることは、その人自身の可能性が広がること。必要な情報を届けていくことを通じて、多くの人の力になれているのをとても嬉しく思います。

私たちは、「多様性」とは一人ひとりが自分らしくいることの先にあると考えています。これからも全ての人が自分の可能性を活かして生きる未来をつくるため、この世界が持つ可能性に光を当て続けていきます。

soar代表理事 工藤瑞穂

工藤瑞穂 (NPO法人soar代表理事・ウェブメディア「soar」編集長)

1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、「小さくても、わたしはわたしにできることを」をコンセプトに、仙台で音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントを多数開催。地域の課題に楽しく取り組みながらコミュニティを形成していくため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしながら様々なフェスティバルを地域住民とともにつくる。2015年12月より、社会的マイノリティの人々の可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。2017年1月に「NPO法人soar」を設立。イベント開催、リサーチプロジェクトなど様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。
http://soar-world.com/

メディアについて

soarでは、2019年度(2018年11月1日〜2019年10月31日)86本の記事を公開し、多くの方に記事を読んでいただきました。読者数は2017年度が28万4223人、2018年度は261万5442人、そして2019年度は212万5512人の方がウェブサイトに訪れました。

(1)読者の年代や立場について

soarの読者は、20代が約4割、30代が3割を占めています。まだ10代、50代は0.5割のため、今後より広い世代に記事を届けられるように努めていきます。

年代 10代 4.7% 20代 43.4% 30代 29.2% 40代 16.0% 50代 4.7% 60代以上 1.9%

読者のみなさんの立場は、「自分自身に何らかの疾患や障害があるという人」が最も多く、その次に「家族や友人など周りに疾患や障害がある人がいる」という立場が続きます。また、自分が当事者であったり周囲に当事者がいるわけではないが、多様性や社会的マイノリティへのサポートなどのテーマに対する関心がある人も多く、様々な立場の方にアプローチすることができています。

自分自身に何らかの疾患や障害がある42%、家族や友人など、周りに疾患や障害がある人がいる26%、当事者が身近にいるわけではないが、テーマに対する興味・関心がある17%、当事者を支援している13% 、その他 2%

(2)soarの記事を読んで得られた変化

soarの記事を読んで起きた変化として、最も多かったのは記事で紹介した取材先へ相談をしたり店や施設に行ってみたという声でした。また、記事を読んで気持ちが楽になった、励まされたという声も多く、読者のみなさんの暮らしや人生にポジティブな変化があることをとても嬉しく思います。他にも、寄付などで活動を応援したり、ご自身が当事者へのサポート活動を始めるに至った方も多く、困難があるひとへの支援の輪を広げることにもつながっています。

紹介した取材先に行ってみた(86件)、気持ちが楽になった(74件)、応援したい団体ができた(44件)、自分の活動を始めることにつながった(31件)、治療方法やサポートを見つけることができた(17件)、同じ記事に共感した人とつながりが生まれた(14件)

(3)記事のテーマについて

soarでは、様々な困難や人との違いに関するテーマで情報発信を行っています。2019年度は病気や難病に関する記事が最も多く、つづいて精神障害やメンタルヘルスについての記事を作成しました。子ども・若者、知的障害・ダウン症、当事者の家族・友人などのテーマも多く取り上げています。

身体障害が7記事、精神障害が15記事、発達障害が6記事、知的障害・ダウン症が10記事、病気・難病が21記事、社会的孤立・貧困が6記事、子ども・若者が12記事、ジェンダー・LGBTQ+が7記事、高齢者が8記事、女性が3記事、社会的養育・家族が4記事、当事者の家族・友人が10記事

(4)多くの方に読んでいただいた記事の紹介

2019年度に多くの方に読んでいただいた記事、また、反響が大きかった記事を紹介します。

自身の提供した髪を見せる、くどうみずほ

ヘアドネーションで子どもたちにウィッグを提供するプロジェクト「つな髪」

頭髪に悩む子どもたちに、切った髪の毛を寄付できる「ヘアドネーション」。15cmから寄付が可能なつな髪のプロジェクトには「15cmでも寄付できると初めて知った」「自分も参加してみた」など多くの声が寄せられました。

椅子に座るパートナーのやすこさんと、そばに佇むみゆきさん

性適合手術を受けた八代みゆきさんとパートナー・安子さん

幼い頃から性への違和感を持ちながらも、法律の施行を待ち、78歳で性適合手術を受けたという八代さん。現代とは異なる時代を八代さんがどう生き抜いたのかを、多くの方に届けることができました。

屋外の木々をバックに微笑むふくもりさん

知的障害や精神障害等のある方が集う福祉施設「しょうぶ学園」

学園のスタッフや利用者など、複数の人にお話を伺うフィールドワークによって制作した記事です。また施設長の福森伸さんには複数回取材をし、より深い内容を多角的な視点から届けることができました。

(5)読者のみなさんからの声をご紹介します

SNSやメール、感想を投稿するフォーム等を通して、読者のみなさんから様々な感想をいただきました。ありがとうございます!

「自分も障害者になりました。つらかったときsoarで自分と似た経験をした人の記事を読み、『一人じゃないんだ』と救われました」

「『生きづらさ』のようなモヤモヤした感情を、soarの記事が言語化してくれたように思います。読了後は気持ちも晴れ、その感情へ向き合う勇気をもらいました」

「soarの記事を読んで、社会をよくする活動が数多くあることを知り学びになりました。その結果自分なりの活動を始めることにもつながりました」

「soarの記事は、生きづらさや様々な課題をネガティブな出来事で終わらせていない。希望を感じられるところが安心して読めると感じます」

このように、ウェブメディア「soar」が届ける記事に対して、嬉しいメッセージが数多く寄せられています。

(6)SNSの運用について

soarでは、Facebook、Twitter、Instagram、notetなどのSNSを運用をしています。フォロワー数は年々増加し、それぞれのプラットフォームで様々な読者と出会い、繋がり、勇気や励ましを届けています。

Twitter:3798人→8821人→16621人(2017年度→2018年度→2019年度)
Facebook:4706人→7645人→9947人(2017年度→2018年度→2019年度)
Instagram:1397人→4677人→5890人(2017年度→2018年度→2019年度)
note:1739人(2019年度)

トークイベント、説明会の開催について

soarの記事に登場していただいた方をはじめ、様々な活動をされているみなさんのストーリーをより深く知っていただくため。また読者のみなさん同士がリアルな場で交流し、新たな学びや協力関係が生まれる機会をつくるために、soarでは団体設立以降、様々なトークイベントを開催してきました。

トークイベントは計8回開催し、延べ参加者数は616名。説明会は計22回開催し、延べ参加者数630名となった

輪になり、談笑するイベント参加者ら

2019年度も、“多世代が助け合いながら、自分らしくいられる居場所のつくりかた”。また“強さと弱さが共存する働き方”など、参加者とともに学び考える計8回のトークイベントを開催。延べ616名もの方にご参加いただきました。

明るい表情で、ゲストに目線を向けるイベント参加者

参加者のみなさんからは「ゲストの話を聞いて、背中を押された気分になった」など、これからの生活を前向きに過ごしていくヒントが見つかる時間になったという声。また、「自分自身と似た境遇の方の話を聞けて、その生き方から学びが多かった」など、自身の今後の仕事や生活に直接活かせる学びを得られたという声など、たくさんの嬉しい感想をいただきました。

また、soarのトークイベントを通じて生まれた参加者同士のつながりが新たな活動に繋がっていく様子もみられ、soarが“誰もが自分の持つ可能性を活かして生きていける未来”をつくろうとする人々のプラットフォームになっていることを実感する機会ともなっています。

(1)soar conferenceについて

2018年12月には、“語り”をテーマにsoar conferenceを開催!

ゲストとモデレーターを、たくさんの参加者が見つめている

soarが1年間の活動の集大成として開催している、“soar conference”。2回目となる2018年12月は、soarがこれまで着目してきた「語り」をテーマに開催。「当事者と語り」「インターネットと語り」「身体と語り」「わたしと語り」という4つのテーマでセッションを設け、4名のゲストと共に様々な角度から「語り」の可能性について考えました。

イベントレポートはこちら!
当事者と語り」「インターネットと語り」「身体と語り」「わたしと語り

(2)トークイベントについて

①トークイベント〜多世代が助け合い、自分らしくいられる居場所のつくりかた

ゲストの2人が、手振りを交えながら話している

世代を越えて自立と助け合いができる関係を紡ぐ居場所は、どのようにしてつくっていけばよいのか。株式会社御用聞き代表取締役の古市盛久さんと株式会社Happy代表取締役の首藤義敬さんという、居場所づくりの実践者のお二人をゲストに迎え、そのヒントを探りました。

イベントレポートはこちら

②トークイベント〜“共にいる”ことがもたらす「こころ」のケア

トークセッションを行うゲストら

「十文字学園女子大学」准教授であり、臨床心理士の東畑開人さんと、「認定NPO法人PIECES」代表理事で児童精神科医の小澤いぶきさん。日頃から、人が自分らしく生きていくための居場所やコミュニティづくり、ケアやセラピーに携わるお2人とともに、人が共にいるだけで可能になる、「支える・支えられる」の関係がもたらすケアについて考えました。

イベントレポートはこちら

③トークイベント〜強さと弱さが共存する働き方はどうつくる?個人と組織が向き合うべき「こころ」の技術を考える

ゲストとモデレーターの集合写真
一人ひとりの「こころ」が健やかな状態でありながらも、個人の力が発揮され、組織としてもパフォーマンスが発揮できる状況を、働く場においてどうしたら実現できるのか。「秋葉原内科saveクリニック」院長の鈴木裕介さん、「株式会社cotree」代表取締役の櫻本真理さん、外資系ソフトウェア企業にて経営企画本部長として勤務しているとくさんをゲストに迎え、読者のみなさんとともに考えました。

イベントレポートはこちら

(3)説明会について

soarの活動をたくさんの方々に知っていただくため、活動説明会も定期的に開催しました!

マイクを片手に、参加者に向かって話すくどうみずほ

soarが生まれるまでのストーリーやウェブメディア「soar」の運営を含めた法人の多様な活動内容、そして今後目指していきたい未来など、読者のみなさんに直接お伝えする活動説明会は、soarが法人化以降、継続的に実施してきた活動の1つです。

参加者同士のワークショップで盛り上がるイベント会場の様子

2019年度の開催数は、なんと前年度の約1.5倍となる計22回。述べ630名もの方々にご参加いただき、soarの活動についてお伝えすることができました。その後、スタッフやボランティアとしてsoarに関わってくださる方や、マンスリーサポーターとしてsoarの活動を支えてくださる方。また記事に登場してくださった方など、活動説明会をきっかけに様々な形でsoarに関わってくださる方々と出会うことができました。

はっぴーのいえろっけんの利用者のみなさんや関西のボランティアの方々、soarスタッフの集合写真

また2019年度は特に、他団体との合同開催や、大阪・名古屋・神戸での開催など、多様な活動説明会の形を模索してきた1年でした。その結果、「初めてsoarを知った」という方はもちろん、何度も活動説明会に足を運んでいただきsoarのファンになってくださった方。また地方での活動説明会を支えるボランティアのみなさんも増え、soarを支えてくださる関係者の層が大きく広がったことが感じられる1年となりました。

「情報のセーフティネット」を目指して、クラウドファンディングに挑戦!

困ったときに誰もがサポートにつながることができる「情報のセーフティネット」に生まれ変わるためのサイトリニューアルを目指し、クラウドファンディングに挑戦しました!

約2ヶ月間で1,053名のみなさんからご支援をいただき、目標金額8,000,000円を上回る総支援額10,471,000円にて無事終えることができました。本当にありがとうございます。

今回のクラウドファンディングは、特に優れた挑戦を讃える「CAMPFIRE CROWDFUNDING AWARD 2019」でソーシャルグッド賞を受賞。また、今年の社会課題に関するクラウドファンディングのベストプラクティスの発表を目的とした「GoodMorning 2019年をあらわす10のプロジェクト」に選出されるなど、クラウドファンディングとしても評価をいただきました。

企業や学校との協働事業も実施

東京都が運営するパラスポーツ観戦促進プロジェクト「TEAM BEYOND」で情報発信の監修で協力を行いました。「パラスポーツで、未来を変えよう。」をスローガンに、2020年東京パラリンピックに向けたこのプロジェクトに、soarがメディア運営で培ってきた視点や編集力を活かして貢献しました。

一般企業主催の学生向けイベントで代表のくどうみずほが登壇し、学生に向かって話している

また、様々な企業からご依頼をいただき、社内研修を実施。「職場でダイバーシティを実現するために」や「弱い立場にいる人の力になる仕事とは?」などをテーマに、講演やワークショップを行いました。

小学校で、子供たちに向かって笑顔で語りかけるくどうみずほ

soarでは、子どもたちへの教育活動も行なっています。2019年度も、「生きていくうえで大切にしていることは?」をテーマとした小学校での授業。また高校では、何故soarをつくったか、そしてsoarを通して出会ってきた多様な人達の生き方についてお話ししました。さらに大学では、soarの成り立ちやメディア運営、編集。またsoarを始めようと思ったエピソードや活動などについてお話する機会をいただきました。

実施校(一部):潤徳女子高等学校、慶應義塾大学、京都精華大学

2019年度も、たくさんのサポーターのみなさんに支えていただきました!

soar理事とスタッフの集合写真

soarは、月1000円からの「soarサポーター」からのご寄付でメディア運営をしています。2019年10月末日時点のサポーター数は755名。2019年度の1年間で239名もの方が新たに仲間になってくださいました。たくさんの方に応援いただき、心より嬉しく思っています。

私たちは、その記事のストーリーに入りこみ、soarの世界観を感じていただくために、美しいデザインにこだわり、メディア上に広告を掲載していません。また、私たちの視点から見た「本当にいい情報」を読者のみなさんに届けるため、お金をいただいて取材をする記事広告を行っていません。そして、情報を必要としている方が、全国どこにいても無料で記事が読めることにこだわっています。

インタビュー風景。ライターが、じっくりと話を聞いている

soarの記事ができるまでには、長く丁寧なプロセスがあります。このプロセスは、社会課題にまつわるテーマを丁寧に取材し記事を届けていくためには欠かせません。私たちはこれからも、soarサポーターのみなさんの共感のご寄付でメディアを運営していきたいと考えています。

サポーター募集用のバナー

「全てのひとが自分の可能性を活かして生きる未来」をつくるため、soarの一員となってくださる、soarサポーターを引き続き募集しています!ぜひ、月1000円からのご寄付で、soarサポーターに入会してsoarの仲間になっていただけると嬉しいです。

法人サポーターのみなさんにも、支えていただいています

活動に共感し支援してくださる企業・団体の皆様を対象とした法人サポーターとして、「株式会社ゼネラルパートナーズ」様、「株式会社 cotree」 様が私たちの活動を支援してくださっています。

株式会社ゼネラルパートナーズと、株式会社ことりーのロゴ

引き続き、soarの活動を支えてくださる法人サポーターを募集しています。ご興味をお持ちの法人様は、こちらよりぜひお問い合わせください。

会計についてご報告

2017年度が7924558円、2018年度が11054990円、2019年度が25283574円。また、昨年と比較すると、2019年度は寄付金額が2倍以上となっている

2018年度が11,054,990円だった全体の収益は、2019年度は25,283,574円と大きく増加しました。

寄付金が79%を占めている

また、2019年度は寄付収入が大きく増加し、昨年と比較すると2倍以上となりました。ご寄付で応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます!

※寄付収入には、クラウドファンディングの支援金額8,887,785円を含みます。

※メディア運営事業は、東京都が運営するパラスポーツ観戦促進プロジェクト「TEAM BEYOND」で情報発信の監修での収益となります。

2019年度・費用の内訳について

2019年度の費用については、事業費が62%、人件費が10%、その他経費が28%となっています。

※法人化以降、スタッフは業務委託で団体運営に関わっていましたが、2019年8月より職員として雇用するに至りました。「人件費」には、2019年8月以降の理事役員報酬とスタッフの給与、法定福利費が含まれます。2019年7月以前の業務委託費に関しては「事業費」で計上されています。

※その他経費・・・スタッフ、インターンの旅費交通費、事務所消耗品、支払い手数料等

事業費が62%、人件費が10%、その他経費が28%

2019年度の活動計算書について

2019年度の活動計算書はこちらになります。
 

 

組織の紹介、スタッフからのメッセージ

soarは、理事会、経営管理メンバー、マーケティング部、編集部、事務局から成り立つ組織です。

理事会、経営管理メンバー、マーケティング部、編集部、事務局

soarでは有給スタッフ、インターン、ボランティアなど、様々なかたちで運営に携わるメンバーがいます。また、メディア運営に関わってくださるライターやカメラマンを含めると、50名近くが集まる組織となりました。

メンバーはそれぞれに、soarの目指す未来への強い思いを持って活動しています。ここでは、中心となるsoarメンバーたちの思いをご紹介します。

①名前
②soarで担当している仕事
②2019年度(2018/11〜2019/10)で印象的だったこと&これからsoarでチャレンジしたいことなど

笑顔で正面を見るくどうみずほ

①工藤瑞穂
②soarの法人としての経営全般を担いつつ、編集長としてメディア運営を統括
③メディアを「情報のセーフティネット」と位置づけ、そのあり方をクラウドファンディングや「soar dictionary」を通して多くの人たちに伝え、応援していただけたことがとても嬉しかったです。私たちの願いが、様々な人の願いと共鳴していくことに喜びを感じました。またチームとしては、組織のあり方を見直し、soarがメンバーの健康を守りながら持続可能に続いていく方法を模索した年でした。

やさしい笑顔を見せる、もりじゅんや

①モリジュンヤ
②ウェブメディア「soar」の運営体制、経営全般・事業開発のアドバイス、リーダーメンバーへのコーチング
③2019年度で印象に残っているのは、soarというウェブメディアを「情報のセーフティネット」と意味づけしなおしたことです。セーフティネットとは、網の目のように救済策を張ることで、全体に対して安全や安心を提供するための仕組みのことを意味します。セーフティネットとして網の目を広げていきながら、さらに回復のための機会を作り出していけるようにチャレンジしていきたいと思います。

屋外で笑顔を見せる、すずきゆうへい

①鈴木悠平
②ウェブメディア「soar」の編集部運営や人材開発を中心に経営全般のアドバイス、ライターとしての記事の執筆、研究プロジェクトの企画など
③2019年は組織としてのあり方や、大切にしていく価値観について、運営メンバーで改めて対話し、共有する機会を多く持ちました。soarで働くスタッフ、サポーターや読者のみなさん、一人ひとりが自分の人生を生きる中で、それぞれに心地よい方法と距離感でsoarに関わることができる幅広い選択肢や、変化に開かれた文化を育んでいくこと。変化の中で芽生える、新しい可能性に気づき、活かしていくこと。soarらしい団体運営のあり方を、これからも探求していきたいと思います。

まつもとあやかがはにかんだ笑顔を見せている

①松本綾香
②記事企画のディレクション、編集、執筆、メディア運営全般、編集部メンバーのマネジメント
③ウェブメディアとして「情報のセーフティネット」を目指していくことを掲げ、クラウドファンディングで多くの応援をいただけたこと。医療情報や支援を、当事者の方のストーリーと一緒に届ける「soar dictionary」をスタートできたことが印象的でした。今後も一歩ずつ着実に、インターネットに安心と希望を増やしていきたいと思っています。

満面の笑みを見せるきむらかずひろ

①木村和博
②記事企画の立案・進行、執筆
③soar dictionaryの取り組みに対し、多くの方から応援の声をいただけたのが印象に残っています。情報のセーフティネットとして前向きに発達していくsoarの想いが少しづつ浸透しているように感じました。引き続き、人のいきづらさに寄り添い希望を持つきっかけになる記事企画を作っていきたいです。

目黒川をバックに笑顔を見せるあわたともみ

①粟田智美
②イベント運営、法人活動のPR、労務、採用など団体に関わる事務全般、事務局メンバーのマネジメント
③これまで東京でのみ開催していた活動説明会を、名古屋・大阪・神戸等の地方にも広げて開催することができたこと。さらにクラウドファンディング等の挑戦を通じて、soarを応援してくださる方々の層が広がっていくことを実感できた1年でした。これからも、様々な形で関わってくださるみなさんとともに、挑戦を続けていくsoarでありたいと思っています。

soarのオフィスで笑顔を見せるやまねゆうか

①山根優花
②イベント・説明会の企画運営、メルマガ・NL執筆、プロダクトマネジメント
③印象的だったことは、「情報のセーフティネット」へサイトリニューアルするためのクラウドファンディングで1000万円を達成したことです。1,053人の方にご支援をいただいたこと、本当に心強く嬉しく思っています。今後もsoarが描いていきたい未来を、プロジェクトやプロダクトなどのさまざまなかたちで届けていけるよう、チャレンジを続けていきます。

来年度のsoar

2019年度は、サポーターや読者のみなさんのおかげで、メディアがさらに成長し、soarにとってより活動を広げることができた年でした。来年はさらに多くの方にsoarの活動を届けていくため、メディア以外の領域でも挑戦を続けていきたいと考えています。

「情報のセーフティネット」を目指す

ウェブアクセシビリティが高く、あらゆる立場の人が使いやすいかたちにウェブサイトをリニューアルを、2020年1月にリリースします。また、当事者・専門家の協働企画「soar dictionary」をはじめとした記事制作、情報発信を通して、生きづらさや困難がある人たちの「情報のセーフティネット」としてのsoarを築いていきます。

生きる知恵の“実践”を人々の日常に

soarは取材活動を通して、人が心身健やかに自分らしく生きるためのメンタルヘルスやケアの手法に出会ってきました。これまでは情報発信によってその知識を伝えてきましたが、あらゆる人が自分の日常のなかで実践できるよう、学びや対話の場をつくり、人々がよりよく生きることに貢献していきます。

ダイバーシティや無意識のバイアスについて考える研修づくり

これまで企業で社会課題の解決や社会的マイノリティのサポートについて研修を行っていましたが、ダイバーシティ、無意識のバイアスや常識について考え直す独自のワークショップを制作し、企業の働き方や他者との関わり方によりよい変化を生み出します。

これからも「誰もが自分の可能性を活かして生きる未来」を目指して

2019年は、多くのみなさんに支えていただき、メディアとしても、組織としても大きく成長する年となりました。これからもNPO法人soar一同、「誰もが自分の可能性を活かして生きる未来」を目指して活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

制作メンバー:粟田智美、工藤瑞穂、松本綾香、河野奈保子
デザイン:谷口舞