この講座は、6月7日(水曜日)から実施する、全7回の連続講座のお知らせです。

「私からはじまる“リーダーシップ”〜人の可能性を開く『自分と他者の関わり』を考える」をテーマに、様々な実践者のお話から学んだうえで、自分の願いに向き合い、それを参加者同士で共有しあうことで、それぞれが自分の“リーダーシップ”について考えます。

こちらはウェブメディア「soar」での発信を通じて生きる智慧を共有し、人の可能性を広げるための活動を行ってきたNPO法人soarが、「問いの探究」と「変容の触媒」を理念に掲げるメディアカンパニーである株式会社インクワイアと共同で、「inquire University」の1講座として企画しています。

「人の可能性を活かして、世界をよりよくしたい」と願うひとへ

自分や人の可能性を活かし、人生を豊かにしたい。この世界をよりよくしたい。
今、様々な場所で、そんな願いを持って行動している人がたくさんいます。

「自分の思いをかたちにしていくことで、人々の可能性が広がる世界をつくりたい」と考え行動している人は、どんな立場や肩書であろうと、どんな状況にいようと、その人だけの“リーダーシップ”を持っていると私たちは考えます。

ただ、その思いを実現していくプロセスで、他者との関わりによって様々な悩みや課題も生まれ、自分のあり方を問い直すこともあるはず。また、自分や活動に関わることで、その人の可能性が活かされてほしいと心から願っていても、どう自分がそこに貢献すればいいかわからなくなることもあるでしょう。

自分には“リーダーシップ”などないのかもしれない。

スキルや経験、“人間としての器”が足りないのかもしれない。
この願いを叶えることは、自分にはできないのかもしれない。
私たち自身も、そんな葛藤にぶつかり、試行錯誤しながら進んできたひとりです。

ただ、自分の願いだけは手放さず進んできた厳しい道のりのなかに、たくさんの希望もありました。

苦しいとき、迷ったときに支えてくれたのは、実践を通して智慧や優しさを得てきた“先輩”たちの言葉やあり方です。

自分を理解する術を知ること。
人との関わり方を学ぶこと。
“わかりあえないかもしれない”と思いながらも対話を続けること。
自分の考えや思いを誰かと共有しあい、考え抜くこと。
携えておくべき知識を得ること。
広い視野で社会、世界を俯瞰して見ること。

先を歩いて様々な世界を見てきた人たちの話を聴き、学び、自分を省みることは、いつのまにか自分の糧となり、前に進む力を与えてくれました。

それによって、前よりも自分が自由になった感覚があり、“より自分が自分になる”ことができた気がします。

「よりよく生きるための智慧はこんなにあるんだ」──これが、私たちが数年間のメディア活動と組織運営を通じ、人が自身の可能性を活かしていきることができる社会をつくるための探求をするなかで抱いた心情でした。

同時に感じたのが、必要な人にこういった智慧が行き渡ってない、輪郭やつながりが不可視であり、適切に翻訳がなされていない、などの課題です。

私たち自身も、リーダーとして必要な知識をほとんど得られていない状態で組織をつくり、多くの人と関わって運営を続けていくなかで、手探りで必要な人、情報に出会いながら進んできました。

「私からはじまる“リーダーシップ”〜人の可能性を開く『自分と他者の関わり』を考える

やりたいことに向き合う人たちに、実践を続けてきた方々たちから学ぶ機会をつくりたい。そして、同じような願いを持った仲間たちと経験や思いを語り合う場がほしい。

「社会に生きる一人として、自分の人生のみならず、社会をよくしていくためにできることがある」

その希望と共に、私たちが出会ってきた、よりよく生きるための“智慧”を分かち合うこと。仲間と考え語り合い、自分なりの歩みを続けていくための糧となる場をつくること。それがこの講座を立ち上げる目的です。

他の誰のものでもない、自分の中だけにある自分の“リーダーシップ”を見つめ、考えてみる。そういった思いを込めて、講座の名前を「私からはじまる“リーダーシップ”」とさせていただきました。

そして、その“リーダーシップ”はきっと人や社会の可能性を開くために活かされ、自分、そして他者とどう関わるかによってかたちも変わっていくでしょう。そこでサブタイトルとして、「人の可能性を開く『自分と他者の関わり』を考える」を加えました。

今回の講座は全7回。

1回目は参加者同士で、自分の“リーダーシップ”について振り返り、この講座が終わったときに自分がどうありたいかを考え、共有し合います。

2〜6回目は毎回テーマを決めてゲストをお呼びし、これまでの実践の経験やそこから生まれた考えをお聴きし、参加者も思いを共有し合います。

7回目は参加者同士で、講座全体から学んだこと、生まれた願いについて共有しあい、改めて自分の“リーダーシップ”を考えたいと思います。

運営している私たち、ゲストはこれまで活動や事業を実践してきた経験はありますし、参加者のみなさんも各々に様々な経験をしてきていると思いますが、この場では経験、立場、肩書きなどに関わらず、「それぞれの場に一所懸命に向き合ってきた」人として、お互いから学び合いたいと思っています。

この講座は初めての開催のため、運営も試行錯誤しながらではありますが、何よりも参加者のみなさんが“リーダーシップ”やご自身の根幹にある願いをじっくり見つめる時間であるように、一緒に学びが深まる場をつくっていきたいと思います。

ご自身で活動や事業を運営している方、組織やコミュニティのなかで役割がありご自身の力を発揮したいと考えている方、自分の願いをかたちにしたいと思い学びや行動を続けている方、社会課題の解決やよりよい社会づくりについて学びたい方など、“リーダーシップ”について考えてみたい方のご参加をお待ちしています。

きっと、時代や社会の変化と共に、共有する知も更新されるでしょう。大切なのは、一人ひとりが内省し、自分らしさを活かし、創造性を解放して挑戦し、他者と協力し、そして社会と接続すること。

未来は与えられるものではなく、自ら紡ぎ出すもの。不確実性のなかにあっても、人々がそれぞれの物語を紡ぎ出していくための力を養う。そして、自分なりの“リーダーシップ”に向き合う。

今この瞬間も、大切な旅のプロセス。みなさんと一緒に私たちも学びながら、この冒険の旅を楽しみながら進みたいと思います。

開催概要

<日時>

第1回 2023年6月7日(水曜日)19:00-21:00 参加者同士の対話
自分の“リーダーシップ”について考え、この講座が終わったときに自分がどうありたいかを考えます。また、参加者同士の自己紹介を行い、お互いに知り合う時間をつくります。

第2回 2023年6月14日(水曜日)19:00-21:30
テーマ:いのちから学ぶ、“自然体”な経営の実践
ゲスト:影山知明さん(クルミドコーヒー・胡桃堂喫茶店店主)

第3回 2023年6月21日(水曜日)19:00-21:30
テーマ:自身と他者の可能性を活かすプロセスは、“自分の変容”からはじまる
ゲスト:桑原香苗さん(プロセスワーカー、有限会社フィールドシフト代表取締役)

第4回 2023年6月28日(水曜日)19:00-21:30
テーマ:“地球思考”を持ち、創造性を活かして未来をつくりだす
ゲスト:上田壮一さん(一般社団法人Think the Earth、多摩美術大学客員教授)

第5回 2023年7月12日(水曜日)19:00-21:30
テーマ:“人権”というリテラシーを携えて他者と関わる
ゲスト:佐藤暁子さん(弁護士/国連開発計画(UNDP)ビジネスと人権プロジェクトのリエゾンオフィサー)

第6回 2023年7月19日 (水曜日)19:00-21:00
テーマ:自分のコール、相手のコールを聴き、それが響き合うチームであるために
ゲスト:嘉村賢州さん(NPO法人場とつながりラボhome’s vi代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院 特任准教授)

第7回 2023年7月26日 (水曜日)19:00-21:00 参加者同士の対話
講座で学んだことや考えたことを振り返り、自分の“リーダーシップ”についての考えはどのように変化したか、今どんな願いが生まれたかなどを共有し合います。

※第2回〜第6回の講座実施時間は21:00までとし、その後30分は参加者同士の振り返りや感想共有の時間として設定しています。

※参加者の方限定で、各講座回のアーカイブ配信の視聴が可能です。視聴期限は各講座終了後の翌日から8月28日(月)までとなります。復習などにお使いください。

※ご自身の都合にあわせて、開始してからのご参加や欠席も可能です。その場合、補講はありませんので、アーカイブ配信でのキャッチアップをお願いします。

<会場>

オンライン(当日はZOOMの使用を予定しています)

・お申し込みいただいた方には別途当日のURLをお送りさせていただきます。

・パソコンやタブレット、スマートフォンのビデオカメラとマイクを使用します。

<お申し込み>

こちらの決済フォームよりお申し込みください。

※領収書がご入用の方は、決済サイトよりダウンロードが可能です。
※参加者の方限定で、各講座回のアーカイブ配信の視聴が可能です。視聴期限は各講座終了後の翌日から8月28日(月)までとなります。

【申し込み検討中の方へ:事前説明会開催のお知らせ】

本講座への参加を検討中の方向けに、2023年5月10日(水曜日)20時よりオンライン説明会を開催します。

説明会へのご参加を希望の方は、こちらの申込みフォームからお申込みください。
https://forms.gle/c6S8aGeWXWpMwwYz7

※説明会の開催日(5月10日:水曜日)までに講座申し込みが定員に達した場合、次年度の開催に向けて説明会は実施しますが、今回の講座に申し込むことはできません。あらかじめご了承ください。

<定員>

40名

※定員に達した場合は、キャンセル待ちとなります。ご希望の方は、運営事務局(university [at] →@inquire.jp)までご連絡ください。

<参加費>

・一般早割:25,000円 *先着10名まで
・一般:28,000円
・奨学枠(学生含む):15,000円 *5名まで/選考あり
・恩送り寄付チケット:一口 3,000円/5,000円/10,000円

※キャンセルについて

講座2週間前の【5月24日(水)】までのご連絡で、全額の50%を返金いたします。それ以降の返金はできませんので、ご了承ください。

【奨学枠について】

活動や事業を始めたばかりの方や学生の方など、経済的事情や様々な状況で講座参加を断念することが少しでも解消されるよう、わずかばかりですがサポート制度を設けました。

定員は5名までとし、申し込み多数の場合は応募理由を拝見させていただいたうえで、事務局にて選考させていただきます。

なお、審査内容や選考結果の詳細についてはお知らせいたしませんので、ご了承ください。

※学生は、大学・大学院・専門学校をはじめとする教育機関に、現在在学中の方を対象としています。

奨学枠の申請方法:

お申込みの際に所定の申し込みフォームから、志望動機等必要項目を記入の上、ご提出ください。
https://forms.gle/65AnZ2MEzUR4QQnDA

奨学枠お申込みの最終締切は【2023年4月27日(木曜日)23:59】となります。

選考結果は【4月28日(金曜日)】に、お申込み時にご登録いただいたメールアドレスへご連絡いたします。運営事務局(university [at] →@inquire.jp)からメールをお送りしますので、迷惑メール設定の解除をお願いいたします。

奨学枠での参加が決定した場合、【5月22日(月曜日)】までに参加費のお振込をお願いいたします。

なお、奨学枠の選考に落選し、かつその時点で一般参加枠がすでに定員に達している場合は、今回の講座へ申し込みできません。何卒ご了承ください。

【恩送り寄付チケットについて】

“リーダーシップ”について学びたいみなさんが、一人でも多く講座への参加できるようサポートする取り組みとして、恩送りの寄付チケットを用意しました。

inquire Universityならびに本講座の主旨に賛同いただけましたら、ぜひご寄付でサポートをお願いします。講座終了後には、開催報告のご連絡をいたします。

恩送りチケットは決済フォームより購入可能です。希望金額と枚数を選択の上、チケットをご購入ください。

ゲスト(第2回〜6回)とテーマの紹介

第2回:6月14日(水曜日)

「いのちから学ぶ、“自然体”な経営の実践」

ゲスト:影山知明さん(クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主 )

人間は“いのち”のある生き物。では、人間が集まって運営する事業や活動には“いのち”があるのでしょうか?

組織を生命体にたとえ、人間と同じように感情を持っていたり、育てていくものと捉えて向き合っている方も多いでしょう。実際に私たちも、「今、このチームはここに痛みを感じてそうだな」と組織に感情や体調があるかのように話したり、「数年前に生まれた事業が、ここまで成長して嬉しい」とまるで子どもを育てているかのように話したりします。

「お店のことを『自分のお店』と思ったことはない。預かったもの、継いでいくもの、それ自体がいのちを持つもの。それを仲間たちとここまでつないできた」

そう話すのは、西国分寺のカフェ「クルミドコーヒー」と「胡桃堂喫茶店」を経営する影山知明さん。2008年からお店を続けてきたその実践についてまとめた著書『ゆっくり、いそげ』(2015年・大和書房)、『続・ゆっくり、いそげ』(2018年・クルミド出版<査読版>)を出版。

soar取材記事より/撮影:金澤美佳

ビジネスとスローの間をいく「ゆっくり、いそげ(festina lente:フェスティナレンテ)」という概念を軸に、成果から逆算して人を手段化するのではなく、過程に注力して一人一人の“いのち”の形を生かす経営について、実践者の立場から伝えています。

影山さんは、「経営は生き物。生き物には『分解と合成』『死と再生』を繰り返す“いのち”ならではの難しさがある。お店が100年続くかと言われると、そこはまだ自信がない。でもヒントがあるとするなら、逆に“いのち”のありようから学ぶということなんだろう」とも話します。

ちっとも思い通りにはいかず、どこかが傷んではどこかが回復し、悲しみや苦しさもあるのに、楽しさや嬉しさがあれば心を躍らせる。様々な性格を持ちあわせていて、論理的には説明しきれない曖昧さもある。そして、なんとかこの世界で生き抜いていこうと、いざというときには信じられない底力を発揮する。

私たちも、経営は“いのち”の生き様に似ている部分があると感じます。

約15年間お店を経営し様々な経験をしてきた影山さんが、お店を“いのち”だと考え、この世界に存在する“いのち”から学びを得ていきたいと話すのは、どういうことなのだろう?

私たちも“いのち”のありようから学んでみたい。そして、自分自身も“いのち”を全うしていきたいという思いを“自然体”という言葉に込め、「いのちから学ぶ、“自然体”な経営の実践」というテーマを掲げたいと思います。

また、影山さんは著書『ゆっくり、いそげ』において、お店を運営したり事業の目的を達成するために「人を手段化しない」とも書かれています。

「その人がその人自身であること」に大切に向き合い、なおかつ事業が人や社会に価値をもたらし持続的であるように、影山さんがどのような考えでお店と向き合ってきたか。その実践について、お聞きしたいと思います。

ご自身の活動や事業そのものが、そしてそこに関わる人の“いのち”が活きるものであってほしいと願う人と、ぜひ語り合えれば嬉しいです。

影山 知明(かげやま ともあき)さん
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主

1973年東京・西国分寺生まれ。大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー社を経て、独立系ベンチャーキャピタルを共同創業。その後、独立。2008年、生家を建て替え、多世代型シェアハウスを開設。その1階に「クルミドコーヒー」をオープンさせた。2017年には2店舗目となる「胡桃堂喫茶店」を開業。出版業や書店業、哲学カフェ、地域通貨、まちの寮などにも取り組む。著書に「ゆっくり、いそげ」(大和書房)。

クルミドコーヒー
胡桃堂珈琲店
ツイッターアカウント

第3回:6月21日(水曜日)

「自身と他者の可能性を活かすプロセスは、“自分の変容”からはじまる」

ゲスト:桑原香苗さん((一社)日本プロセスワークセンター設立ファカルティ、NexTreams合同会社共同代表)

「社会をよりよくしたい」と願うとき、どこか「他者の考えや行動を変えたい」と心のどこかで思ってしまっている自分に気づくことがあります。

その一方で、社会で起こる悲しい出来事や他者の行動に傷つきや悲しみ、怒りを感じ、自分に無力感を覚えることも。

自分が人や社会にとってよいと思える行動を重ねていけば、少しずつ「人と人はもっとわかりあえるのかもしれない」「もっと世界はよくなるのかもしれない」と希望は生まれていきます。

それでも、同じ願いを持ってともに行動しているはずの人たちとわかりあえず、他者との関わりをつらく思うこと。「一生懸命に行動しても社会は変わらない」と、世界に対してあきらめの気持ちを持ってしまうことも多いでしょう。

私たちがそんな苦しさから一歩抜け出すパワーをもらったのが、プロセスワークとの出会いでした。

「プロセスワークは、人の痛みや苦しみを緩和し、人がよりよく生きるためにあります。そのために、人の行動を生み出す内面/意識のシステムを理解し、統合することが大切です」

一般社団法人日本プロセスワークセンター設立ファカルティの桑原香苗さんは、プロセスワークをこのように話します。

プロセスワークは、プロセス指向心理学とも呼ばれるアプローチで、心理学をベースとし、言葉だけでなく心と体の全体性やものごと自然な流れ(プロセス)を重視する、悩みや葛藤の解決、より豊かな人間関係や集団/組織のあり方を目指すファシリテーション技法です。

桑原さんはこれまで、プロセスワークベースにシステム思考、U理論、意識の発達理論などを取り入れ、人と組織が地球全体の一部として幸せに生きることを目指し、カウンセリングやコーチング、人材・組織開発、社会課題の解決への取組みなどを行ってきました。

「自分との関わりが他者にとってポジティブなものであってほしい、社会をよりよくしたいと思うのであれば、そのためにまず自分にできることは、自分の内面を知り、自分が変容をすることなのかもしれない」

プロセスワークを知ってからは、いつしかそう考え行動するようになっていました。

自分の中には、様々な自分がいること。自分の内にいる自分を批判する“内的批判者”の声ばかり聴いてしまう時があること。社会にシステムがあるように、自分の中にもシステムがあること。

それを見つめれば、自分がより自分になれる可能性と、よりよい他者との関わりができる可能性があるのではないかと感じます。

「自分が変容することで、今をよりよい方向へ向かわせることができるかもしれない」

その希望を、現状に対して自分ができるアクションとして携えながら、私たちはいつも事業や人に向き合っています。

今回の講座では、「自身と他者の可能性を活かすプロセスは、“自分の変容”からはじまる」をテーマに桑原さんのお話を聴きます。また、プロセスワークについて知るだけでなく、日々の仕事や生活に少しでもそのエッセンスを取り入れられるよう、桑原さんのファシリテーションでミニワークを体験していただきます。

ぜひみなさんと一緒に、自分の内面に向き合うとともに、人がよりよく生きるための可能性について考えてみたいと思います。

桑原香苗(くわはらかなえ)さん

プロセスワーク(プロセス指向心理学)をベースにシステム思考、U理論、意識の発達理論などを取り入れ、人と組織が地球全体の一部として幸せに生きることをめざして、カウンセリング&コーチング(個人・カップル・家族)、人材&組織開発(特に組織の自己組織化)、社会課題への取組み(気候危機、エネルギー問題、教育、集合的トラウマなど)を3つの柱として活動している。 早稲田大学文学修士。米国プロセスワーク研究所認定プロセスワーカー、プロセスワーク修士。一般社団法人日本プロセスワークセンターおよびコーマワークジャパン設立ファカルティ。有限会社フィールドシフト代表取締役、NexTreams合同会社共同代表。

第4回:6月28日(水曜日)

「“地球思考”を持ち、創造性を活かして未来をつくりだす」

ゲスト:上田壮一さん(一般社団法人Think the Earth、多摩美術大学客員教授)

自分には“創造性”があるのだろうか?

自身の創造性を活かして生きることの大切さ、社会課題の解決にクリエイティブやデザインを用いることの価値が語られているのを目にするたび、共感する気持ちと同時に、自分にはそもそも創造性などあるのかと疑問に思うことがあります。

「創造性(creativity )」という言葉を調べてみると、「何らかの新しく価値のあるものが作り出される事象」であったり、「何かの真似ではない、独自かつ生産的な発想を考え出すこと、またはその能力」などの説明を見かけます。

それでも、自分のアイデアやスキルが「新しくて誰かの真似ではない、価値があって生産的」かと問われれば、自信を持ってそうだと答えられるとは到底思えない部分があります。

そんな「創造性」という言葉へのイメージを変えてくれたのは、「 一般社団法人Think the Earth」の上田壮一さんの取り組みでした。

Think the Earthは、持続可能な社会の実現を目指し、ひとりひとりが地球のことを考え行動する、つまり“Think the Earth”する人や企業を世界中に育て、増やしていくことをミッションに活動しています。

上田さんはこれまで、コミュニケーションやデザインを通じて、環境問題や社会問題への無関心を好奇心に変え、 人が行動するきっかけを生み出す様々なプロジェクトに取り組んできました。

たとえば、北半球が24時間で自転方向にまわる腕時計「地球時計」(現在は販売終了しています)。

 

20世紀の人類の“愚行”を100枚の写真で綴った写真集「百年の愚行」。

それらを目にしたとき、地球や宇宙規模に意識が広がるような不思議な感覚を覚え、いつも自分の半径数メートルにしかない思考が、距離的にも、時間的にも遠くまで飛んでいくように感じたのを覚えています。

「創造力は、未来をつくり出していく原動力。前と同じではなく、何かを変えていく力。全ての人がもっていて、他の生物にはない、それこそが人間の力、なぜか僕らに与えられた力です」

自分のアイデアに価値はないのではないか、と感じることもありますが、上田さんのあり方にはいつも、「誰しもに創造性はあり、その力を誰かのため、よりよい世界のために活かすことができる」と私たちはエンパワーされてきました。

「問題をストレートに伝えるのもひとつの方法。でも、もともと関心を持っていない人に振り向いてもらうためには、新しい視点を提供したり、誰もやらなかったことをしたりすることが大切です」

上田さんの言葉からは、創造性を本当に活かすことができたとき、きっと誰かの“無関心”にアプローチできたり、今までと違う新たな世界を見ることができるのだろう、という希望が湧いてきます。

自分のなかに潜んでいるであろう“創造性”を見つめてみたい。また、それを活かして社会課題や人の困りごとに対してなんらかの解決策を探したい。そのプロセスで今までにない価値を生み出したい。

そう願うみなさんに、創造性を持って新しい視点でアイデアを生み出すヒントとして、上田さんのお話を聴いていただきたいです。

また、上田さんは現在、持続可能な社会の担い手を育む創造的な教育を実践する先生や生徒を応援する活動「SDGs for School」にも取り組んでいます。

自分の世代だけではなく次の世代にも意識を向けること、人間だけではなく他の生物にとってもいいことはなにか、と考えること。長い時間軸や広い視野を持って、“地球思考”で生きることについてもお話を聴き、自分たちには何ができるのか考えてみたい。

創造性をパワーにして、すべての人、いのちの可能性が活きる環境づくりをしたいと願う方は、ぜひ一緒に学んでいきましょう。

上田 壮一(うえだ そういち)さん

一般社団法人Think the Earth 理事/プロデューサー。広告代理店勤務を経て、2000年に株式会社スペースポート、2001年にThink the Earth設立。以来、コミュニケーションを通じて環境や社会について考え、行動するきっかけづくりを続けている。主な仕事に地球時計wn-1、携帯アプリ「live earth」、プラネタリウム映像「いきものがたり」、書籍「百年の愚行」、「1秒の世界」、「グリーンパワーブック 再生可能エネルギー入門」ほか多数。2017年にSDGsの教育普及プロジェクト「SDGs for School」を開始し、書籍「未来を変える目標 SDGsアイデアブック」を編集・発行した。多摩美術大学客員教授。
Think the Earth https://www.thinktheearth.net/jp/

第5回:7月12日(水曜日)

「“人権”というリテラシーを携えて他者と関わる」

ゲスト:佐藤暁子さん(弁護士/国連開発計画(UNDP)ビジネスと人権プロジェクトリエゾンオフィサー)

「人権ってなに?」そう聴かれたときに、はっきりと答えられるという人はどれくらいいるでしょう。

おそらく多くの人にとって、人権を学ぶ機会はこれまでにほとんどなく、むしろ「人権」という言葉を口にするのに抵抗感がある人もいるのではないかと思います。

なぜ人権は、世界共通で守らなければいけないのか。それを示したものとして、1948年に採択された「世界人権宣言」があります。

「第一条 すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」

弁護士として、国内外の人権問題に取り組んできた佐藤暁子さんは、人権は「人が生まれながらにしてもっている、誰にも奪われることがないもの」だと話します。

佐藤さんはこれまで、東南アジア地域における人権問題に重点を置きながら、日本企業に向けた人権方針のアドバイス、また、NGOとしての政策提言などを通じて、「ビジネスと人権」の普及・浸透に取り組んできました。

この講座を運営するNPO法人soarは、関わるすべての人が人権の尊重という観点から自身の役割や責任を理解した上で、互いを尊重しあったコミュニケーションのもと、個々の権利と安全が守られる環境づくりをする必要があると考え、ポリシーを作成してそれに則った活動を行っています。

ポリシー作成するプロセスには佐藤さんも関わっていただいたおり、そのなかで私たちは人権について様々な知識を学び、そもそも人権は一言で定義できないものであること。「人権が尊重される社会」は、それぞれが人権について考え、周囲と議論や対話を続け、それが守られるよう行動し続けて、はじめて実現するものだと実感しました。

「人権とは空気のようなもの。あるときは当たり前すぎて気づかない。けれどなくなるとそれを取り戻すのは大変」

そう佐藤さんは話します。また、人権は人が必ず持っているべきリテラシーであり、親切や思いやりとは違うこと。善意の問題にしないことが大切で、誰しもに保証されるべきもの。

私たち自身も、人権について知ることは力であり優しさであると感じました。

「『人権について考えたことがない』としたらそれは大きな特権なのかもしれず、人それぞれ違う特権を持っているのに、それを自覚していない場合も多いのではないでしょうか。また、女性だから、若者だから、と無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)を持って人と関わっている可能性もあります」

この社会にある様々な組織や共同体を「人権が尊重される環境」にしていくため、特にリーダーの役割を担っている人、そしてこれから担うであろう人たちが、人権についての知識を携えていることで、多くの人々が影響を受けるでしょう。

この講座では佐藤さんに、人権とは何なのか。具体的に人間はどんな権利を持っていて、それを守るためにはどんな行動が必要なのか。「人権の尊重」ができる共同体であるには、個人として何を学び、どう人と関わればいいのか、をお話いただきます。

参加者のみなさんも、自分の経験やあり方を振り返るとともに、社会をよりよくする可能性として人権についてともに学んでいけたらと思います。

佐藤暁子(さとうあきこ)さん

2010年、カンボジアの名古屋大学日本法教育研究センターにおける日本法講師としての経験を通じ、開発分野への関心を深める。札幌で弁護士登録後、一般民事、刑事事件に取り組みつつ、人権NGOとして、カンボジアの土地の立ち退き問題や縫製工場の労働問題に関する現地調査に参加する。

特に東南アジア地域における人権問題に重点を置きながら、日本企業に向けた人権方針、人権デューディリジェンスのアドバイス、ステークホルダー・エンゲージメントのコーディネート、また、NGOとしての政策提言などを通じて、「ビジネスと人権」の普及・浸透に取り組む。2022年4月より、国連開発計画(UNDP)でビジネスと人権プロジェクトのリエゾンオフィサーを務める。(在バンコク)

第6回:7月19日(水曜日)

「自分のコール、相手のコールに耳を澄ませ、それが響き合うチームであるために」

ゲスト:嘉村賢州さん(NPO法人場とつながりラボhome’s vi代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、「ティール組織(英治出版)」解説者 )

人が何かをはじめるとき、必ずしも「自分はこれをやらなければいけない」という強い意志を持っているとは限らないもの。「自分はこちらに呼ばれているのではないか」となんとなく惹かれて、でも、どこか導かれるように進むこともあるでしょう。

私たちも、「これをやるべきだ」と強く意識し道のりを決めて進んできたわけではなく、ビジョンはありつつも、「今はこれをやってみたい、やったほうがいいような気がする」という内側からの声や予感のようなもの、そして周囲の人や環境がそう導いてくれたような感覚もあります。

自分はこれをやったほうがいいのではないか。そんな風にどこかから聴こえる声のようなものを、「コール」ともいいます。

これは、1970年ごろに生まれた組織形態の一つである、「ティール組織」での考え方。

従来のピラミッド型の組織ではなく、組織に階層構造や管理マネジメントの仕組みは存在しないティール組織。そこでは、 個人が裁量権を持ち、メンバーは互いに信頼関係を築き、助言し合いながら、組織の中で進化し続ける目的に沿って行動します。

様々な集団や組織で、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践してきた、フレデリック・ラルー著『ティール組織』解説者である嘉村賢州さんは、

”コールは変わるかもしれないし、もっと深い何かがあるかもしれないと、謙虚に聴き続けたい”

と話します。コールは変わるかもしれないから、謙虚に聴き続けたい。この“謙虚”が、特に大事なことのように私たちは感じます。

「自分がこれを始めたから」「みんなでこう決めたから」

事業や活動をするなかで、この考えに縛られて、自分の内にある声を聴かないようにする、聴こえないようにしてしまうことは思い当たります。人や社会からの期待を受ければ受けるほど、「それを全うしなければならない」という思いが強くなり、自分の内から、関わる人たちから違う声が聴こえたとしても、後戻りはできないと思い、聴かないようにしてしまうこともあるでしょう。

どこまで自分のコールに耳を傾けていいのだろうか。他の人のコールを自分はちゃんと理解しているのだろうか。そんな葛藤は常にありますが、まず自分自身が“謙虚に聴き続ける”というあり方でいたいとも思います。

「この世界が見せてくれるドラマを信じて、再現可能性など求めず、その瞬間を味わう事業のやり方もある」

また、嘉村さんがこのように話していたことも。

活動や事業を長く続けていると、ふと繰り返しの日々を過ごしているような感覚になり、みんなと共に仕事に取り組む時間を楽しむのも忘れ、未来に期待することができなくなる経験は、私たちにもあります。でも、この世界の“今だけの瞬間”を味わいたい、その喜びとともに事業に向き合いたい、という思いもある。

きっとそのために大事なことの一つとして、自分のコールをちゃんと聴くことがあるのではないかと感じます。

この講座では、「自分のコール、相手のコールに耳を澄ませ、それが響き合うチームであるために」をテーマに、嘉村さんにお話を伺います。

それぞれのコールを大切にして、この世界に美しいものを生み出していくにはどうすればいいのか。そして一人ひとりがこの世界に生きることを楽しみ、豊かな人生を送るための共同体のあり方とは。ぜひみなさんと一緒に、学び、考えていきたいと思います。

嘉村賢州(かむらけんしゅう)さん

場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome’s vi 代表理事
・東京工業大学リーダーシップ教育院 特任准教授
・「ティール組織(英治出版)」解説者
コクリ!プロジェクト ディレクター(研究、実証実験)

集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外を問わず研究を続けている。

実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っていた。2015年に1年間、仕事を休み世界を旅する中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、今に至る。

昨年10月には『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力(英治出版)』を翻訳出版した。

<講座の参加方法について>

本講座では、ご参加のみなさんとゲスト、参加者同士が直接ワークや対話ができる機会を大事にしたいと考えています。画面オフ、音声のみでもかまいませんので、できる限り対話の時間にご参加頂けますと幸いです。

ただ、やむを得ない事情で開催日によってはワークや対話に参加するのが難しく、視聴のみにしたいという方もいらっしゃるかと思いますので、その場合も気兼ねなくご参加ください。

視覚障害や聴覚障害、コミュニケーションにまつわることなどでサポートが必要な方、お子様の寝かしつけや介護等、参加する上での心配ごとや懸念事項がある方は、遠慮なくご相談ください。

これまでの対応としては、字幕機能のご利用やスライド資料の読み上げ、お話することが難しい場合はチャットでのコミュニケーション等、状況に応じてできる限りのサポートや対応を行ってまいりました。

ご希望に添えない可能性もありますが、もしこの他にもご相談事項があれば、お申込み時にお知らせください。

<参加にあたっての注意事項>

講座内でのワークショップ、感想共有での会話や、チャット等のテキストコミュニケーションなど、考えや気づきをご発信する際、ご自身はもちろん、多くの方とともにいる場であること、この場にいない第三者のプライバシーや権利の尊重をするという前提も大事にしたいと考えています。

参加者のみなさんは、以下に注意しながらご参加をお願いいたします。

(1)お話する内容が誰かへのハラスメント行為、偏見や差別によって傷つける言葉になっていないか

具体的には以下の内容などにかかわる発言について、誰かへのハラスメント行為や偏見や差別を含むような発言になっていないかお気をつけください。

人種、国籍、民族
ジェンダーアイデンティティー
年齢
病気及びその症状
障害
外見
宗教
妊娠
政治的見解
配偶者の有無
経済状況
その他保護が必要だと判断された対象について

(2)ご自身の悩みや体験を伝える際に、その内容が同意なく特定の第三者の個人的な情報を公開する内容になっていないか

上記の行為を止めるように言われた参加者は、直ちに従ってください。場合によっては、イベントからの退席や今後のイベント参加への禁止等をお願いすることがあります。

また、注意事項に反する言動を発見したり、その他参加者やスタッフの対応等で不快なことや不安に感じることがあった場合、すぐスタッフまでご相談ください。

イベント開催中の場合:Zoomの個別チャット(運営事務局)までご連絡ください。
イベント後の場合:メールにてご連絡ください。
問い合わせ先 (university [at] →@inquire.jp)

<ナビゲーター>

モリジュンヤ
株式会社インクワイア代表取締役)

編集家、メディアアーキテクト。自社メディアや企業メディアなど、複数のメディアの立ち上げや運営を手掛ける他、企業のパーパスやカルチャー、ナラティブの生成や伝達を支援。NPO法人soar副代表、IDENTITY共同創業者なども務める。岐阜県出身。

工藤瑞穂
(NPO法人soar代表理事・ウェブメディア「soar」編集長)

1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒。仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、仙台で音楽・ダンス・アートと社会課題についての学びの場を融合したチャリティーイベントや、お寺、神社などでのフェスティバルを地域住民とつくる。2015年12月、社会的マイノリティの可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。2017年1月に「NPO法人soar」を設立。様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。

http://soar-world.com/

<運営>

宇都星奈

1997年生まれ。鹿児島県出身。東京大学教育学部卒。大学2年時にライフキャリア教育に出会ったことをきっかけに、休学して島根県益田市の一般社団法人豊かな暮らしラボラトリーで活動。地域の子どもと大人をつなげる場づくりや高校生の探究活動の支援を行う。2022年10月より株式会社インクワイアにジョインし、コーディネーターを務める。現在の関心領域は、生涯学習、職場学習、キャリア教育など。

河野奈保子

1980年生まれ。武蔵野美術大学卒業。大学在学時から、地域で多世代が集う学びの場やイベント運営に関心を持ち、実践と研究を重ねる。都内の市民活動支援センター、NPOグリーンズを経てsoar事務局へ。現在はsoarの他に武蔵野美術大学通信教育課程の非常勤講師として活動。関心分野はソーシャルデザイン、コミュニケーションデザイン全般。

<協力>
バナーデザイン:谷口舞さん

「inquire University」とは

「inquire University」は、株式会社インクワイアが運営する“未来を担う人たちの学びのエコシステム”です。

社会には、未来をつくるための様々な知識や技法が存在していても、点在してしまっていて、つながりや輪郭が可視化されていません。

こうした課題を解決するため、inquireでは社会の様々な資源を集め、編集を行い、柔軟に学べるようにオンラインを中心とした学びの場をつくります。

知識と実践。生活と仕事。自己と社会。それぞれの間をつなぎ、「市⺠のアントレプレナーシップ」を醸成するような場を目指します。

https://inquire.jp/

「NPO法人soar」とは

NPO法人soarは、2015年からウェブメディア「soar」の運営を軸としながら、「人の可能性」に光を当てた情報発信やイベントや研修等の場づくりを行っています。

私たちは活動を通して、どのような環境や立場で生きているかによって、それぞれ持っているよりよく生きるための「智慧」があること。そしてそれは、誰にとっても学びになり、個人をエンパワーメントするものだと考えるようになりました。

これまでメディアを通して届けてきた“生きる智慧”を学び、深め、実践する機会となるように、これまで取材させていただいた個人や団体、soarのビジョンに共感してくださる企業との協働など、様々なかたちで学びの場をつくります。

https://soar-world.com/

<申し込み時のアンケートにおける個人情報の利用目的・取り扱いについて>

説明会や講座申込み時のアンケートにご記載いただく個人情報について、利用目的と取り扱い方法を以下に記載いたしますので、ご確認いただきますようお願い申し上げます。

【個人情報の利用目的】

講座の開催や内容に関する連絡を行うため
その他お問い合わせに対する回答や、業務上の連絡を取るため
ニュースレターの配信(希望者のみ)

【個人情報の取り扱い】

ご記入いただいた個人情報は、本講座主催の株式会社インクワイアならびに共催であるNPO法人soarの2社で管理を行います。
上記の利用目的のみに使用し、第三者に提供することはございません。

2社のプライバシーポリシー(個人情報保護方針)は、こちらのページよりご確認ください。

株式会社インクワイア プライバシーポリシー
https://inquire.co.jp/privacy

NPO法人soarプライバシーポリシー
https://soar-world.com/privacypolicy/

アンケート内容や、個人情報の取り扱いに関するお問い合わせにつきましては、下記までご連絡ください。

【お問い合わせ先】

inquire University 運営事務局(university [at] →@inquire.jp)