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本イベントは申し込みが定員に達したため、ご参加を締め切らせていただきました。

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現在、ダイバーシティが推進され、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けてバリアフリー整備が始まるなど、インクルーシブな社会づくりが進められています。企業でも行動指針において LGBTへの配慮を明記する企業が増えたり、平成25年4月から障がい者の法定雇用率が引き上げられるなど、多様な人材の積極的雇用に向けた動きがあります。

障がい者やLGBTだけでなく、子育てや介護と仕事を両立しているなど、何らかの制約がある中で働く人を含めた多様な人々が、自身の力を活かし働き続けるインクルーシブな職場はどうすれば実現できるのでしょうか。

今回、社会的マイノリティに焦点をあてて情報発信を行っているウェブメディア『soar』は、富士通デザイン社株式会社と共に、企業における障がい者やLGBTなど社会的マイノリティを含めた多様な人々の働き方に関して調査をいたしました。

本イベントでは、調査報告を行うとともに、LGBTや障がい者雇用の現状に詳しいゲストスピーカーからのインプット後、参加者の皆さんと多様な人々の力を活かす職場のデザインについてディスカッションを行います。

一人目は、自身も性的マイノリティーであることをオープンにし、LGBTに関する調査機関「LGBTマーケティングラボ」や、企業向けLGBT研修などのプロデュースを行なっている株式会社レティビー・代表取締役の榎本悠里香さん。

二人目は、障がい者就労支援移行事業所「WINGLE」の所属し、様々な業界の障がい雇用コンサルティングや、障がい者雇用促進などの各種セミナーを担当している株式会社LITALICO事業推進部の市橋拓さん。

お二人には、企業でのLGBTや障がい者の働き方の現状と課題、そして障がい者やLGBTを含む多様な人々が共に働くためのヒントについてお話いただきます。

また、富士通株式会社で自身も聴覚障害を持ちながら、障害者のQOL向上とコミュニケーション支援をテーマにICT研究開発に取り組んでいる松田善機さんにもお話を伺います。当日は、実際に松田さんが開発に関わっている聴覚障害者の会議支援ツール「LiveTalk」を使用いたします。

誰もが自分の力を活かし、生き生きと働くことができる社会を実現するために、どんなことが必要なのか参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

企業でダイバーシティを推進したい方、障がいを持った方やLGBTも働きやすい職場づくりに関心のある方は、ぜひ気軽にご参加ください。

【写真】企業のオフィス。柔らかな光が当たり机と椅子が並んでいる。

多様な人の力を活かす職場のデザイン
〜障がい者やLGBTなど社会的マイノリティを受容する働き方を考える〜

【日時】
2016年4月26日(火曜日)
18時50分〜21時15分(受付開始18時30分)
※18時50分になり次第、開始いたしますのでお早めにお集まりください

【開催場所】
HAB-YU platform
〒106-0032 東京都港区六本木1丁目4番地5号
六本木アークヒルズ サウスタワー3階 311
http://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/morishop/map/arksouth.php
※東京メトロ南北線 六本木一丁目駅直結

【定員】 40名
※今回は企業での働き方をテーマにしているため、定員をオーバーした場合は企業にお勤めの方を優先させていただく場合がございますのでご了承ください。
※今回は社会人を主な対象としているため、学生の方の参加を5名までとしております。5名以上はお断りさせていただく可能性がありますのでご了承ください。

【参加費】 無料

【申込み】
こちらは定員に達しましたので、参加を締め切らせていただきました。
なお、キャンセル待ちも受付しておりませんのでご了承ください。

【お問い合わせ】
hello@soar-world.com

【モデレーター】
工藤瑞穂(soar代表)

【ゲストスピーカー】
・市橋拓(株式会社LITALICO 事業推進部 企業アライアンスグループ)
・榎本悠里香(株式会社レティビー 代表取締役 )

【タイムテーブル】
・HAB-YU platformの紹介(高嶋大介/富士通株式会社)
・プロジェクトの報告(工藤瑞穂)
・聴覚障害を活かして企業で働くこと、聴覚障害者の会議支援「LiveTalk」について(松田善機/富士通株式会社)
・LGBTの働き方に関してのインプット(榎本悠里香)
・障害者の働き方に関してのインプット(市橋拓)

【主催】
任意団体soar(NPO法人申請中)

【共催】
富士通デザイン株式会社

【ゲストプロフィール】
・市橋拓(株式会社LITALICO 事業推進部 企業アライアンスグループ)
新卒で株式会社LITALICOに入社。入社後は、発達の気になるお子様向けの学習教室Leafを経て、現在は障がいのある方の就労支援事業を行うWINGLEに所属。障がい者雇用促進などの各種セミナーや研修、様々な業界の障がい者雇用コンサルティングを担当する。

株式会社LITALICO
LITALICOは、2005年12月設立以来、日本における社会問題としての「障がい者雇用」分野に着目し、一法人としては全国最多となる全国53拠点(2016年3月時点)で就労移行支援事業所を展開しています。企業向けの障がい者雇用支援から始まった事業は、現在では障がい者向け職業訓練事業、そして障がい者の家族向け事業や教育事業など、その領域を広げています。幼児教室・学習塾「Leaf」を首都圏と大阪府に59ヶ所(2016年3月時点)で、IT×ものづくり教室「Qremo」を首都圏4ヶ所で開校しています。詳細はhttp://litalico.co.jp/をご覧ください。

・榎本悠里香(株式会社レティビー 代表取締役 )
2012年に新卒で株式会社ガイアックスに入社。海外のカスタマーサポート事業部の運用を担当したのち新規事業本部で営業系のクラウドソーシングサービスなどに従事。2015年5月にレティビーに取締役として参画。自身も性的マイノリティーであることをオープンにし、LGBTに関する調査機関「LGBTマーケティングラボ」、LGBT とアライアンスのための生活を豊かにするメディア「Letibee LIFE」の運営や、企業向け研修などのプロデュースを行なう。2016年同会社の代表取締役に就任。

・工藤瑞穂(soar代表)
1984年青森県出身、宮城教育大学卒、元日本赤十字社職員。
仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、任意団体「HaTiDORi」を設立し、仙台で音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントや、地域の課題に楽しく取り組みながらコミュニティを形成していくため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしたフェスティバルを多数開催。2015年12月に社会的マイノリティに焦点をあてたウェブメディア「soar」をスタート。イベント・ワークショップ開催、リサーチプロジェクトなどを行う。NPO法人ミラツク研究員としても活動中。

・高嶋大介(富士通株式会社 総合デザインセンター、富士通総研 実践知研究センター 研究員)
大学卒業後、大手ゼネコンにて現場管理や設計に従事。2005年富士通入社。ワークプレイスやショールームデザインを経て、現在では企業のワークスタイル変革や自治体の将来ビジョン、地方創生のデザインコンサルティングなどを担当。その他に新興国における新規ビジネス提案なども行う。「社会課題をデザインとビジネスの力で解決する」をモットーに活動中。共創の場であるHAB-YUを軸に人と地域をつなげる研究と実践を行う。

・松田善機(富士通株式会社 総合デザインセンター)
1985年北海道旭川出身、筑波技術短期大学卒、編入後武蔵野美術大学卒。2008年新卒で富士通入社。現在は障害者のQOL向上とコミュニケーション支援をテーマにICT研究開発をしている。発達障害者支援「特別支援携帯アプリ」や聴覚障害者の会議支援「LiveTalk」を開発。

Live talkとは?
会議や授業など、複数人が情報を共有する場において、発話者の発言を音声認識し、即時にテキストに自動変換して複数のパソコン画面に表示することで、聴覚障がい者を含む参加者全員がリアルタイムに情報を共有できるソフトウェア。パソコンからのテキスト入力やスタンプツールなどの機能を装備し、これまで聴覚障がい者と健聴者が同じ環境でともに働いたり学んでいく上で必要であった、筆記通訳などの情報保障がなくても円滑な双方向コミュニケーションを実現します。