2015年12月22日にオープンした、社会的マイノリティに焦点を当て、人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え伝えていくメディア 「soar」。読者の皆さまに支えられ、2017年1月からはNPO法人化。「NPO法人soar」として新たな歩みをスタートさせました。

2017年、soarが第一弾読者向けイベントとしてお届けするのが、「soar night out!!『その人の可能性を活かす仕事のつくり方〜障害者や高齢者が笑顔で働ける場づくり〜』」です。

終身雇用が少なくなる一方で、かつてないほどフリーランスが増えるなど、今の日本にとって、働き方は大きなキーワード。

私たちはこれまで取材を通じて、障害者の雇用施設や高齢者が働く場を訪れ、様々な働き方と出会ってきました。その多くに共通していたのが、「その人の可能性を活かした仕事をつくっている」ということです。

食堂の常連さんみんなの好みやご飯の量を覚えて、正確に配膳する障害者の方。料理を差し入れたり子守りをしてあげることで働く母親たちを支えるおばあちゃんたち。自身が持つクリエイティビティを発揮する人、毎日ひたすら同じ作業に集中する人、職場の明るいムードを作り出す人。

誰もが皆、自分の能力や個性を生かした「働き手」でした。


障害者だから、高齢者だからというようにとらえるのではなく、その人自身の可能性やできることに焦点を当てることで、地域や社会に対して、その人にしかない役割を果たす。

彼らの働き方から、これからの社会に対して得られる学びは、とても多いはずです。


今回のゲストスピーカーには、地域社会の中で人々がいきいきと働く場づくりを行うお二人をお招きします。

一人目は、障害者も健常者も関係なく、誰もがその場にいられる場づくりを目指す社会福祉法人福祉楽団の在田創一さん!福祉楽団は、デザインにとことんこだわった美味しい豚ブランドを展開する「恋する豚研究所」を運営しています。
https://soar-world.com/2016/02/01/koisurubuta/

もうお一人は、「100歳まで働けるものづくりの職場をめざして」をコンセプトにする、孫育てグッズ工房BABAラボの代表・桑原 静さん!おばあちゃんたちが自身のクリエイティビティとスキルを活かしながら、様々なプロダクトを企画・販売しています。
https://soar-world.com/2016/11/10/babalab/

お二人の話から、「その人の可能性を活かす仕事のつくり方」を実現する方法や、障害者や高齢者など誰もが笑顔で働ける場のつくり方について掘り下げていきたいと思います。

イベントの後半は、阿部裕太朗さんにsoarをイメージしたフードコーディネートをお願いし、参加してくださった皆様とのパーティの時間をつくります!

soarの想いに共感してくださるみなさま、在田さんや桑原さんのお話を聞きたい方や、誰もがいきいきと輝く働き方や場づくりに関心がある方のご参加をお待ちしています。


soar night out!!!「その人の可能性を活かす仕事のつくり方〜障害者や高齢者が笑顔で働ける場づくり〜」

【日時】2017年4月26日(水曜日)19時00分〜22時00分(開場18時30分)

【場所】 SHIBAURA HOUSE 1階フロア

【参加費】
一般:3,300円(ドリンク&フード)
soarサポーター 会員価格:2,500円(ドリンク&フード)
学生割引(5名限定):2,200円(ドリンク&フード)
チケットの購入はこちらから
http://ptix.co/2nZoERW

※オンラインでの決済が難しい方は、問い合わせアドレスにご連絡ください。
お問い合わせ:hello@soar-world.com

【定員】50名

【トークゲスト】
在田創一さん(社会福祉法人福祉楽団杜の家なりた施設長)
桑原静さん(シゴトラボ合同会社代表、BABAラボ運営)

【モデレーター】
工藤瑞穂(soar代表・編集長)
原田恵(soar事務局・ライター)

【フードコーディネート/ドリンク】
阿部裕太朗(シャトー2階

【プログラム】
・soar プロジェクト説明(工藤瑞穂)
・ゲストトーク①桑原静さん
・ゲストトーク②在田創一さん
〜終了後、フードを囲んでパーティ

【主催】
soar https://soar-world.com/
お問い合わせ hello@soar-world.com

【会場】 SHIBAURA HOUSE
・アクセス JR 田町駅芝浦口より徒歩7分 都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩10分
※駅からの移動にサポートが必要な方はスタッフがお手伝いしますので、お問い合わせアドレスへご連絡ください。
※視覚または聴覚障害に障害があり、コミュニケーションにサポートが必要な方は、イベント中スタッフがお手伝いさせていただくことも可能です。事前にお問い合わせアドレスへご連絡いただくか、当日受付にてお申し出ください。
※会場はスペースを広くとっております。また、多目的トイレが整備されております。車椅子の方も気兼ねなくお越しください。
※保育のサポートはありませんが、お子様連れの方も大歓迎です。

【地図】 〒108-0023 東京都港区芝浦3丁目15番地4号

【ゲストプロフィール】

在田創一
S.54.4.14(37歳)
日本大学経済学部産業経営学科卒、日本社会事業学校卒、法政大学大学院公共政策研究科公共政策学専攻卒
2007年より福祉楽団へ入職。杜の家やしおの相談員・施設長、千葉エリアマネージャーを経て、杜の家なりた施設長。社会福祉士・介護支援専門員


桑原静
1974年さいたま市(旧与野市)生まれ。
学生時代よりWEB関連の制作を請負い独立。企業のコミュニティサイトの企画・運営を長年務めながら、WEBコミュニティの産学共同研究に携わる。NPO法人コミュニティビジネスサポートセンターでは、企画業務を中心に、コミュニティビジネス講座の講師や事業相談等の支援を行う。
2011年退社後、さいたま市でコミュニティビジネス等の地域に根差した仕事づくりを応援する「シゴトラボ合同会社」を設立。コミュニティビジネスの現場として、高齢者が働くものづくりの職場「BABAラボ」をさいたま市南区で運営。
広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会幹事。

【モデレータープロフィール】

工藤瑞穂
「soar」代表・編集長。
1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、「小さくても、わたしはわたしにできることを」をコンセプトに、仙台で音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントを多数開催。地域の課題に楽しく取り組みながらコミュニティを形成していくため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしながら様々なフェスティバルを地域住民とともにつくる。2015年12月より、社会的マイノリティの人々の可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。イベント開催、リサーチプロジェクトなど様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。
https://soar-world.com/


原田恵
NPO法人soar事務局。ライター・リサーチャー。ランドスケープデザインを学んだ後、官民学のまちづくり活動、コミュニティカフェ運営などに携わる。株式会社リ・パブリックにてインターンを経験し、2014〜2016年まで在籍。現在は、社会的マイノリティや福祉に関する記事執筆やリサーチの他、コミュニティデザインに関する記事の執筆も行う。