椅子に座りテレビを眺めているおじいちゃん、駆け回る子どもたち、赤ちゃんを連れて雑談しているお母さん、パソコンを開いて仕事をしている人、静かに新聞紙でゴミ箱を作るおばあちゃん。
毎日のように地域の人が集まり、それぞれが思い思いに過ごしたり、交わったりしている場所があります。
兵庫県神戸市にある「はっぴーの家ろっけん(以下、はっぴーの家)」です。
以前soarの記事でも紹介した、多世代型介護付きシェアハウスはっぴーの家。近所に住む人や子どもたちがふらっと立ち寄ったり、どこからか噂を聞きつけた人が遊びに来たりと週に200人以上が訪れる場所です。
「この場所の言葉にしづらい魅力を掬って表現したい」
そう思った私とイラストレーターのあさののいさんが、一緒にはっぴーの家を訪れ、そこで垣間見たものをお届けする。そんな連載をはじめます。
今回は第1話。はっぴーの家の雑多なぬくもりに触れて、一休みしていってくださいな。
第1話 現代版の「大家族」!介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」の日々を覗いてきた
はっぴーの家ろっけんマンガ連載:
第2話 “やっかいなおじいさん”が、愛されキャラになった理由とは?
第3話 揉め事は、”愛のある笑い話”に。はっぴーの家流の問題打開策とは?
第4話 仲良しの“他人”が集まり、ジージを「明るい葬式」で送り出したお話
関連情報:
はっぴーの家ろっけん
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マンガ制作:あさののい
1985年生まれ。千葉県出身、岡山県在住。イラストレーター。武蔵野美術大学卒業後、「ちいさなおじさん」を主題にイラスト、マンガ、アニメーションなどを制作。2014年に岡山県に移住し、岡山県での生活を描いたマンガ『こんにちは、なぎさん』、「老いと演劇」OiBokkeShiの演劇作品フライヤーのイラスト等を描く。
(マンガ/あさののい、企画・進行/木村和博)